2016年4月10日日曜日

手軽ヘッドフォンアンプ作り 0dBアンプ試作

最近手軽なヘッドフォンアンプを作ってます。
中国製の良いヘッドフォンアンプ探してみたけど
中の基板見ると5000円くらいのお手ごろ価格のものは残念品質の部品を多く使ってて。
これなら自分で作ったほうが満足行きそうだなあ。と
  •  電池駆動
  • お小遣いで買える程度に、お財布に優しい
  • そこそこの良い音
  • Opampの味わいが出てくる
を目指して実験中。

まず、chumoy型だろう、と。
ユニバーサル基板で作成。
 直列に邪魔する抵抗を全て外した掟破り0dB回路です
こんなの作ってみたところ・・・
 

なかなかの良い音でびっくりしてしまいました。
少し不満はあるけど素直な音が出てくる。
いくつかOpamp交換してみたところ、今のところNJM4565が良い感じ。
少し説明すると

【入力部】
VRが粗悪品しかなかったので分圧でやってみた。2:1が一番使いやすかった

【出力CRフィルタ】
zobelフィルター?というらしいです。負荷容量によるopamp発振を抑える。0.1uF+100ohmで1MHz以降の高周波を抑えられてます。
これが無いと非オーディオopampでは発振しまくりでした。
オーディオ向けOpampはオーディオ向けというだけあって、位相補償回路がちゃんと機能しているようで、zobelフィルタなしでも動くことが多いです。

【出力コイル】 
自作ヘッドフォンアンプの神 nabeさんblog に載ってた方法です。
たしかにこれ搭載すると発振しにくくなりますね。
0dBゲインなので、zobelだけでは物足りずコイルもつけてしまっている状態。

これ作って満足はしていたのですが、やっぱり本家Chumoyを作って比較したほうが良さそう。
というわけで、本家Chumoyを調査中。
と思ったら、本家Chumoy回路のHPは消えてしまったのですね・・
この記事が最も本家に近そうです。
How to Build the CMoy Pocket Amplifier

なにか面白い知見得られたら続き書いていきます。

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