もう7年以上経ちます。
とても気に入ってます。
まず、クエン酸リンスの利点欠点
利点- シャンプーや石鹸によるキシキシから元に戻せる
- フケが少なくなった
- すっごく髪に優しい。
- 髪にツヤが戻ってきた。キメが細かくなる
- 6ヶ月で200円程度と格安。材料は100円ショップで揃う。掃除用クエン酸使う
- 気になる身体に悪そうな化学物質(笑)が無い
- 3ヶ月に一回程度作らないといけない
- ボトルに入ってる液は酸性度が強いので、そのまま目に入ると危険
- すでに痛んでいる髪には効果が無い
用意するもの
- 100円ショップで売っている空の化粧水容器や、ポンプ容器。
200mL程度あれば3ヶ月くらい持ちます。
素材はPEが理想。PPでも良い。 - 100円ショップで売っている掃除用クエン酸。
- 水道水
食品用の方が、心が痛まないかも。程度です(笑)
クエン酸リンスに他のもの混ぜると効果激減するので混ぜないでください。
ロハス界隈で人気のオリーブオイルとかハチミツ入れても、良いことはないです。
作り方
水道水とクエン酸を2:1くらいで入れます。ミネラルウォーターを使用する必要は全く無いです。使うなら軟水のものを使用してください。
理想はクエン酸飽和溶液ですが、作りづらいので「だいたい2:1くらい」でもOKです。
振って混ぜます。
冷水ではイマイチ溶けないです。
混ぜる時指で栓をすると指が酸で溶けるので、ビニールとかで保護した方がいいです。
液温上げて溶かします。
電子レンジで温めるのが一番手軽です。
熱くしすぎると容器が変形して残念なことになります。
そこそこ混ざったらポンプ入れるなり、キャップ締めるなりします。
熱いうちに入れると、溶けます。
できあがり。
よほどの特殊菌に晒されない限り腐ったりしないので、常温放置でOKです。
クエン酸は「無水」のもので書いてます。
水和物クエン酸の場合は、水の量が少なくなりますが、手間なので説明は省略します。
理想的使い方
- 余分なものがないシンプルな石鹸で髪を洗う
当然キシキシしますがOKです。 - 洗面器半分程度のお湯にクエン酸リンス2〜4cc程度入れる。混ぜる。
舐めると「言われてみればちょっと酸っぱさを感じるかも」程度の酸性度合いが目標です。 - 2で作ったお湯に、髪を漬けて軽くもみ洗い
ここでキシキシが無くなります - 髪をお湯で軽く洗い流す
- 終了
「オリーブオイルが入ってます系」はNGです。
洗浄に関係ない香料もなるべく無い方がいいです。
安い石けんがいいでしょう。「添加物は危険論者」の嫌うEDTAが入ってる方が効果高かったです。化学的には当然なのですが。
pHは厳密な調整は必要なくだいたいでOKです。
明らかに酸っぱいぞ!という液に髪を漬けるのはやめた方がいい程度です。
初心者向け使い方
- 今ままでお使いのシャンプーで洗う
- クエン酸リンスする
理想的使い方 2〜4 の工程を行います。 - 今までお使いの普通リンスする
理想的使い方はちょっと勇気がいるかもしれないので、まず今までの洗髪にクエン酸リンス工程を足すところから始めてみてください。
ちょっとした理論解説
髪のキューティクルは、シャンプーや石鹸など塩基性性溶液で開いてしまいボソボソになります。(膨潤とかいうらしい)
これが「キシキシ感」になります。
これを弱酸性のクエン酸で戻してやることで 、キューティクルを健全な状態に戻し、
リンス同等の効果を発揮します。
そもそも、たんぱく質は塩基性に弱く、溶けてしまいます。
髪は全てたんぱく質なので、洗うごとに大ダメージ負っているわけです。
なので、シャンプー後すぐにクエン酸リンスで戻してやるわけです。
応用
- ブリーチやパーマするときは強い塩基性溶液使います。
なので髪のたんぱく質ボロボロになりますが、最後にクエン酸リンスするとダメージが少ないです。 - 髪だけじゃなく、顔も洗顔後にクエン酸リンスやると効果的です。
化粧水のさらに下地処理というイメージ。
肌のキメが細かくなる感じあります。
そもそも、髪も肌もたんぱく質なので、同じくクエン酸リンスによる回復が働くわけです。 - クエン酸リンスを廃棄する場合は、そのまま下水に流してOKです。希釈しなくて良いと思います。
参考HP
石けん学のすすめ詳しくはこのHPを見てください。ニセ科学やオカルト感漂う雰囲気ですが、クエン酸リンスのところはだいぶまともな感じです。 化学的解説しっかりある嬉しいHPです。
このHPを見て、やっとクエン酸リンスの意味がわかり始めました
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